ERPとは何か TEXT Format
ERPとは、Enterprise Resource Planningの略であり、企業におけるヒト・モノ・カネの動きを管理し、コンピュータを利用して情報を統合化し、経営を支援するためのシステムです。
ERPの原型は、生産管理を効率化する手法として提案されたMRP(資材所要量計画)であると言われています。元来は需要と供給の流れから在庫を最適化し、生産業務の効率化を目指したものでしたが、現代のERPはさらなる発展を遂げて、CRM(顧客関係管理)、SCM(サプライチェーンマネジメント)、HRM(人材管理)、Management Accounting(管理会計)、Project Management(プロジェクト管理)、E-Commerce(電子商取引)、DMS(文書管理システム)、KM(知識管理)等、数多くの機能が統合されています。異なる業務パッケージが統合されることによって、相互のデータ照会やデータマイニングが正確かつ瞬時に行なわれるため、個別のパッケージを利用するよりも、はるかに高度な業務の解析や利用が可能になっています。
ERPを活用する利点とは、異なる部署や業務を越えて情報の共有を促進することができ、全社的な立場から情報を有機的に統合し、リアルタイムで企業全体の最適化をはかることができることです。結果的に、業務効率の向上やコスト削減を行うことができ、業績を改善することができます。特に内部統制など、経営管理のセキュリティが重要性を増す今日において、ERPシステムの果たす役割は企業の根幹に関わると言ってよいでしょう。
機能以外においても、ユーザインターフェースが進歩し、Webインターフェースを持つERPソフトウェアが増加しています。従来のERPとは異なり、専用クライアントをインストールすることなく、通常のパソコン、携帯電話、PDAなどからでも、既にインストールされているWebブラウザを使って、ERPシステムを利用できるようになっています。自社システムにどこからでも簡単にアクセスできるので、ERPの利便性はますます向上しました。
21世紀に入り、ERPの進化はさらに続き、ERPソフトウェアがオープンソースとして提供されるようになりました。
続きを読む。
erp libre digital paper transfer patient record CRM ERP5 knowledge open source